神社にはなぜ鳥居(とりい)があるのですか?

神社の施設

 「鳥居」は神社の象徴となっていますが、これは神社の入り口に建つ一種の門であり、神様の聖域と人間世界との境界を示したものだと言われています。鳥居の起源については、一説によると天照大御神の岩戸隠れの中で夜明けを告げる長鳴鶏(ながなきとり)を止まり木にとまらせて鳴かせたという神話に由来し、それ以後、神前には鶏の止まり木を作るようになり、鳥居と呼ばれるようになったと考えられています。なお、鳥居をくぐる際には軽くお辞儀をするのがよいとされています。